ロコモティブシンドローム チェック※これに当てはまったら注意
ロコモティブシンドロームは運動器の疾病によって要介護の可能性が高まった場合のことを言いますが、
見たところ健常者と思える人であってもロコモティブシンドローム予備軍に当てはまっていることも考えられます。
「自分はまだ元気で若いので問題ないだろう」という風に甘く考えている人ほど、近い将来ロコモティブシンドロームになりやすいと言われています。
常日頃から注意を怠らないようにすべきです。
因みに、わざわざ病院に足を運んで健康診断をやらなくても、容易にご自身の運動器の状態をチェックするやり方があります。
下にある7項目に目を通し、あなたがあてはまるか否かチェックしてみてください。
1.布団の上げ下ろし、掃除機がけなど、筋力を必要とする家事を一人の力ですることができない。
2.家の中で歩く際、物に足を引っかけて転倒や滑ったりすることが多々ある。
3.片足立ちで靴下を履くことができない。
4.2kg程の買い物の荷物を歩いて運ぶことができない。
5.横断歩道を青信号の間に渡りきれない。
6.15分以上休憩せず歩き続けることができない。
7.手すりにつかまらないと階段を上り下りすることができない。
以上のチェックポイントの内、どれかひとつでも思い当たる節を見つけた場合、ロコモティブシンドロームの疑いがあります。
なるべく早く整形外科の専門医に相談することをお勧めします。
ちなみにこのセルフチェックに当てはまったからといって、必ずしもロコモティブシンドロームに該当するとは限ら無いので、過剰に恐れる必要はありません。
あくまでも参考知識と思って下さい。診察の結果として、問題なしと言われれば自分の健康状態に自信を持つことができると思いますし、気を付けた方が良いと言われれば効果的な予防策をアドバイスして貰うことができます。
何はともあれ、自分の健康管理に役立つに違いありません。率先して病院を活かしましょう。
ロコモティブシンドロームは、若い頃から適度に運動する習慣を身に付けておくことで、どんな人でも予防する事が出来ます。
医者や専門の指導員としっかり話し合いをし、いくつになっても健康で活き活きとした生活を営める体作りを頑張りたいものです。
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