ロコモ予防におすすめな運動その2
ロコモティブシンドロームは衰えた筋肉のトレーニングによって予防できる事がわかりました。
筋肉トレには、大腿四頭筋を鍛えて筋肉を増やす「スクワット」の他、大腰筋を鍛える「もも上げ運動」、椅子につかまって立ち、片足のつま先を手で持ち、膝を曲げて後ろ向きに反らせる「ストレッチ」等があります。
しかし、それらの要素を全て持ち合わせておりい効き目があるうえ、一番手っ取り早いものは、ウオーキングです。
ウオーキングなら、普段は運動不足な人でも、筋トレ!?と悲壮な決心をしなくても大丈夫だと言えます。
勿論、ウオーキングにも、コツはあります。まずは、大股で歩くことを心がけること。
太ももが地面と水平になるくらいに腰を下げ、上半身は倒さず、垂直をキープする。この方式を身体に記憶させ、1日に20メートル以上を歩きたいものです。
そんなふうに、普段生活において、足腰の筋肉を意識しながら大股で歩くだけであっても、かなり効果的なのです。
ウオーキングは、アキレス腱を伸ばすといった準備運動をやって身体を温かくしてから、開始してください。
ふだん運動不足ぎみの状態だった人は、じょじょに距離を伸ばし、身体を慣らすことをお薦めします。