開眼片足立ちのやり方
ロコモティブシンドローム対策においては下半身の筋力トレーニングが必要不可欠です。
たくさんのトレーニングの中でも、「開眼片足立ち」が特におススメです。
歩く時にせよ階段を上り下りする場合にせよ、毎日の生活の運動は片足立ちが欠かせない動作が普通で、カンタンに平衡感覚をアップできる開眼片足立ちはロコモティブシンドローム予防にふさわしいトレーニングということになります。
その上、現在の自分の筋力に応じてトレーニングメニューを調節できるので、症状が軽度の人から重度の人まで多くのロコモティブシンドローム患者実施できるメリットがあります。
まずは、最近足腰が弱ってきたことを感じていらっしゃる人がするべきメニューを紹介します。時計を準備して、床の上で素足になります。
前を向けたままの状態にして腰に両手をあて、片方の足を床から5cmほど上げます。そうしてその体勢のまま1~2分間静止します。
この際に、足の裏で床をつかむようなイメージで下半身に力を入れると効果的です。
又、どうしても体がふらついて片足立ちで静止出来ない人は、机や椅子等に軽くふれてバランスをとってもOKです。
この動作を両方の足でおこないます。1日3回程度すれば十分です。